「印鑑」「印影」「印章」この違いご存知ですか?

くらしる久喜・編集部です。
今回は、契約などの際に良く使われる言葉を解説します。
契約のご案内をする際に「印鑑を持ってきてください」とご案内をしてしまうと、それは間違いです。

まず、「ハンコを持ってきてください」という意味で使うのは「印章」(いんしょう)になります。「印章」=「ハンコ」です。
この印章(ハンコ)を押して紙に映る文字や紋様などを「印影」(いんえい)と言います。

そして「印鑑」とは、印影の中でも実印や銀行印など、市区町村や銀行に届け出られているハンコの印影を言います。
とは言っても、今では辞書にも「印鑑=ハンコのこと」と記載されていたりするので、目くじら立てるほどのことではありませんが、プロとしては正しい言葉を使いたいですね。
ちなみに、印鑑登録できるハンコの大きさは一般的に8mm~25mmとなっています。

大き過ぎても小さ過ぎてもダメということですね。

不動産購入をきっかけに実印登録した、という方も多いようです。
また次の機会に、契約にまつわる用語をご紹介します!