久喜市の開発計画が、2019年2月5日発行の農時新聞 1面で紹介されました。
記事の中身を下記にて転載いたします。
農時新聞2019年2月5日付記事より

久喜駅東口 再開発へ -久喜市都市計画の見直し言及

久喜市の玄関口に当たるJR・東武「久喜駅」東口の再開発準備が今年から本格始動する。
梅田修一・久喜市長や武井保・建設部長は12月の市議会で、都市計画道路杉戸久喜線の整備が完了し、久喜東停車場線の整備も目途が立ったことから、東口側が今後、道路交通ネットワークの核となると判断。まちづくりの顔となる東口駅前は都市計画を見直し、商業施設や、公共施設、医療・福祉・子育て施設など多様な都市機能を集積したいと表明した。井上忠昭議員、川内鴻輝議員、岡崎克己議員の質問に答弁した。

商業・公共・医療・子育てなど都市機能を集積

人口15万都市・久喜市の玄関口「久喜駅」にはJR宇都宮線と東武伊勢崎線が乗り入れており、乗降客は1日13万人。その玄関口も西口は商業地区になっていることから既に土地の高度利用が図られているが、東口は近隣商業地区のままなので土地の高度利用はない。

東口再開発の機運醸成の要因は何と言っても東口側の道路網整備に一定の目途が立ったことだ。市議会で梅田市長は「古袴橋を含む都市計画道路杉戸久喜線の整備が完了したことや現在整備を進めている久喜東停車場線、平沼和田線により道路交通の利便性が著しく向上する」「圏央道にスマートインターチェンジを設置できれば道路交通のネットワークの核となるだけでなく、この地域全体を飛躍的に変化させられる」「東口駅前の都市計画の見直しなども積極的に行って行きたい」と答弁した。
また武井建設部長はより踏み込んで「東口駅前については商業施設、公共施設、医療・福祉・子育て施設など多様な都市機能を集積し、まちの顔となるよう中心拠点としての土地利用を図っていく必要がある」「土地の高度化と有効活用が図れるよう、都市計画の見直しを図っていく」と述べた。

武井建設部長はさらに現在東口駅前の交番北側を流れる中落堀川について「この河川によって久喜駅東口駅前の市街地を2つに分けているので、この川を蓋かけすることで上部空間を様々な形で活用できる可能性を感じている。ただ河川の幅が16mもあるので蓋かけには多額の費用もかかる課題もある。来年度(今年4月以降)予算をつけて調査研究したい」とも語った。

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