2018年10月25日(木)久喜駅前に、新しいお店がオープンしました!
黒い外観がお洒落なその店の名は「らぁ蕎麦くろふね」。
『らぁ蕎麦』・・・なんとも新たな食の世界を予感させるネーミングです。
ラーメンなのか、蕎麦なのか? それともハイブリットなのか!?
久喜に新しくできた「らぁ蕎麦くろふね」をレポートします。

アクセス

新店「らぁ蕎麦くろふね」は、JR宇都宮線・東武鉄道「久喜駅」東口を降りてすぐの場所にあります。
2階建ての久喜駅から東口方面の階段を降り、バスロータリー沿いに数メートル歩いて左手、そこに ”らぁ蕎麦くろふね” が店を構えています。
お店の屋根部分には「すまいの相談窓口」の赤い看板があるので、一瞬不動産屋さん?と勘違いしそうですが、しっかりと「お蕎麦処」ののぼり旗が出ています。
外観は黒いトーンで、都会的なお洒落な雰囲気です。

店内

店内はうなぎの寝床のような細長い間取りで、激せま!!
席はカウンター席のみです。
手前4人ほどは立って食べるスタイルですが、その奥には椅子があってカウンター+椅子で食事が出来るようになっていました。
カウンター沿いに座ると背後は通路になるため、背中ごしにお客さんが移動するわけですが、ちょっと大柄な人が通るときには、座っている人と衣服が触れることも。
隣りの席との距離もギリギリ体が触れない程度の近さで、赤ちょうちんの飲み屋さんに近い、密着感があります。
この距離感、うっかりするとなにかドラマが生まれたりしそう。 (冗談ですよ♪)
肝心の注文は、入口にある券売機で食券を購入する方式です。
『激せま!』な店内ですので、出る人と入る人はお互い様の精神で、通路を譲り合いたいところですね。

図解!「激せまっ」らぁ蕎麦くろふねの店内です。
奥のほうの席まで行くと「これを見ると運気アップ」と、もっぱら噂のぺるりさん肖像画を見ることができます。(冗談ですよ♪ けれども、なかなか面白い表情です。ぜひご覧ください^^)。

メニュー


店頭のメニュー写真を見ると次のメニューが代表格でした。
・冷たい肉蕎麦(豚)
・温かい肉蕎麦(鶏)
・もりそば
冷・温の温度帯で選ぶか、はたまた豚・鶏の肉の種類で選ぶか、ここは悩みどころです。
ちなみにこのほか、ごはんやトッピングの具、アルコールの販売もありました。

今日は暑かったから、冷たい肉蕎麦(豚)に決まり!


「らぁ蕎麦くろふね」オープン日の今日は10月末には珍しい、半袖日和の温かい陽気だったので、この日の注文は「冷たい肉蕎麦(豚)」を選びました。
食券機で払い出されたチケットを、カウンターのお姉さんに渡すと学食でおなじみ! プラスチック製の番号札に交換してくれます。
料理ができる間、店内に掲示された「食べ方」の作法を流し読みして待ちました。
お茶かと思っていた備え付けのポットは、実際は「そば湯」だったとこの時に判明、やはりラーメンというより”蕎麦”に近い食べもののようです。
やがて番号が呼ばれたら、注文品を受け取りに一旦席を離れます。
このとき、ついでにセルフのお水を確保。

お待ちかね、冷たい肉蕎麦(豚)のおでましです!
まず驚いたのは、この山盛りの肉の量・・・!! どんぶりに目が釘付けです。
”かさ増し”の魔術?!と疑い、肉の裾野を箸で持ち上げるものの、これは・・・たしかに「肉」の山・・・、ネギ・ノリ・ゴマもたっぷりトッピングされています。
恐るべし「らぁ蕎麦くろふね」、果たして胃袋に収めきれるのか・・・?
そして、一口。
写真左のつけ汁に麺をつけて頂きます。
醤油ベースのふくやかな香りがたつ蕎麦つゆに、赤いラー油が加えられています。
きれいな赤色に気を取られながら口にすると、初っ端に、ラー油の鮮烈な辛みが広がり、そのあと蕎麦の風味がふわっと後を追いかけて抜けていきます。
むぅ、辛い。辛くて・・・旨い!!
ラー油+蕎麦、これって凄く合う!!
ラー油のつるりとした食感に、シャッキリしたネギとノリ・ゴマが加わって風味倍増です。

麺は、蕎麦の味わい・色合いでありながら、噛み心地はラーメン寄りでしょうか。
さて、冷たい肉蕎麦の正体は、写真のとおり「つけ麺」でした。
先にご紹介しましたが、つけ汁のお味はラー油の加わったピリ辛で、途中から添えられた生卵を加える・テーブルのサービス「あげ玉」をガッとぶっこむ等のアレンジで、絶妙な辛みにどんどん旨味が増していきます。
グイグイ箸がすすみ、気が付けばどんぶりは空っぽに。
つけ汁に、そば湯を足して「ふぅ。」と一息。
・・・結局、箸が止まらず、久しぶりにお腹いっぱい食べきってしまいました。
後に残る余韻は、すっきりした後味と、満腹で満足な幸福感です(^^。
食の細い方、女性なら「小」サイズがあるので、「小食なので」という方はぜひ「小」を選んでみてください。
成長期の男子学生さんや、ガッツリ食べたい派の方は、男女を問わず満足感のある通常サイズをまずは一杯!お勧めします。
大盛もありますが、もし食べ足りなかったときは、ごはんを買い足して、つけ汁+ご飯+あげ玉のミキシングで、お茶漬け的に食べつくすことができるので、1杯で最後の一滴まで美味しく楽しむことができますよ。

基本情報


らぁ蕎麦 くろふね
営業時間:
昼の部 11:30~14:00
夜の部 17:00~21:00(金・土~23:00)
個室:なし
駐車場:なし
クレジットカード:不可
利用シーン:知人、友人、会社帰り

まとめ

らぁ蕎麦を食べたこの日は、夕飯時になっても全くお腹が空きませんでした。なのに、胃もたれしないのです。さらに夕方になると既に、もう一杯辛いやつを食べたい( ^ω^)・・・という早くも病みつきな症状が。。。
「お蕎麦はすぐにお腹が減る」という通説を覆す、らぁ蕎麦の実力を思い知った本日でした。
今回のセレクトは冷たい肉蕎麦(豚)だったので、次回はぜひ温かい肉蕎麦(鶏)を食べてみたいと思います。ラー油+蕎麦の温かい辛みが、どんな味わいなのか、今から楽しみです。
グループで行くと貸し切りになってしまいそうな、こじんまりとした店内なので、外に行列が並ぶことも必至ですが、そこは回転が速い麺類ですから、たいした待ち時間にはならないものと思えます。
ぜひ、数人の行列に怯えずに、ラー油+蕎麦の合わせ技「らぁ蕎麦」にチャレンジしてみてください。
辛みの苦手な方でも後味はスッキリ、卵+あげ玉で嘘みたいに辛みがマイルドな旨味になりますよ!